『デモンエクスマキナ』制作現場インタビュー Nintendo of Europe: Dive into the creation of DAEMON X MACHINA in our developer interview 『デモンエクスマキナ』制作現場インタビュー Nintendo of Europe: Dive into the creation of DAEMON X MACHINA in our developer interview

※本インタビューは、欧州での発売元である
Nintendo of Europeにより2018年8月に行われました。
原文はこちら

佃 健一郎KENICHIRO TSUKUDA

「アーマード・コア」シリーズでプロデューサーを務めたのち、現在は、株式会社マーベラス 執行役員 デジタルコンテンツ事業本部 第1スタジオ長として、数々のコンテンツをプロデュースしている。

まず、『DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)』は、どのようなゲームですか?
『DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)』は、早いテンポのアクションゲームです。
プレイヤーは「アウター」と呼ばれるパイロットとして、装備するメカ「アーセナル」を使用した戦いを繰り広げます。プレイヤーは自身のアーセナルをカスタマイズしながら、数々の任務で敵を倒していきます。


メカだからこそ、地上と空中を自由に移動できますし、敵からリアルタイムで装備を取得し、その場で戦い方を判断して装備を変えながら遊ぶことができます。
佃さんは、「アーマード・コア」シリーズなどを⼿掛けるなど、メカアクションのジャンルにおいてかなりの実績があると思いますが、本作はどのようにして「世界最⾼のメカアクションゲーム」に仕上げるのでしょうか?
時代に合わせるというのは、あるかと思います。
プレイヤーを取り巻く環境は常に進歩し続けています。
ハードが進歩して、Nintendo Switchというハードになり、家の中と外で遊べたり、ネットワークにつながったり、ゲームの中だけでなく、その1つ1つの環境に対して、プレイヤーの⽅が遊んで楽しいと思える要素を⼊れていくことで、⾊々な⽅に楽しんでいただける物にしたいと考えています。


ゲームとしては、戦場でリアルタイムに装備を取得・変更しながら、いつでも戦術を変えられるようにすることで、思い通りの戦い⽅ができるようにしています。

また、プレイヤーのスキルだけに頼らずに誰もが思う形で遊べるように、メカにも成⻑要素を持たせ、装備に限らずカスタム・強化していける範囲を持っておくように制作中です。
本作では、どのようなストーリーが描かれますか?
舞台は、⽉が落下し、変わってしまった世界。
⽬の前の敵は「AI(Artificial Intelligence)」です。

⽉が落下した際、⼈類は災害をできる限り⾷い⽌めるため、周囲に「オーヴァル」と呼ばれる壁を作り、復興のためにAIで制御されるネットワークや作業機械を配備します。
ところが、⽉の落下の際に⾶び散った「フェムト」と呼ばれるエネルギー粒⼦によって、それらのAIが変異し、⼈類の敵「Arms of Immortal」と呼ばれる存在となってしまいます。


一方で、新しいエネルギーであるフェムトを独占しようと企む権力者たちが現れ、オーヴァルから邪魔なAIを排除しようと考えます。
同じくフェムトの影響で特殊な力を持った「アウター」と呼ばれる一部の人類は、権力者たちに傭兵として雇われ、アーセナルでAIと戦うことになります。
プレイヤーである主人公は、傭兵のひとりとなり、この世界の謎を知っていくことになります。
「アーセナル」は、多様性のあるマシンのように見えますが、このマシンでできることについて説明いただけますか?
「アウター」の動きをトレースする形で動くメカとして設定しています。
ですので、アウターの身体能力によっても、強さが変わるようになっています。


また、世界観とゲームがイコールであることが大事だと思うのですが、出来るだけプレイヤーの皆さんが思うプレイが出来るよう、制作しています。
他にもいろいろな要素はあるのですが、別の機会でご紹介したいと思います。
『ファイアーエムブレムif』のファンの方であれば、おそらくコザキユースケ氏のお名前に見覚えがあると思います。本作でもキャラクターデザインをされるということで、きっと面白いキャラクターに出会えると思いますが、いかがでしょうか?
様々なキャラクターが登場します。
戦わずに見守っていて、主人公が危なくなると助けに来る人もいますし、戦場で武器やパーツを探して売っている兄弟もいますし、暗い過去を持つ者もいます。
ゲームを進めていく中で出会う彼らは、仲間の時もあれば敵の時もあります。
キャラクターは現在、コザキさんにデザインを進めて頂いているところですので、もう少し先となりますが、お見せしてお話したいと思っています。
「Nintendo Direct: E3 2018」で公開されたトレーラーでは、河森氏が作り上げた、シビレるほどカッコいいメカを見ることができました。本作において、どのような考え方でデザインをされているのでしょうか?

プレイヤーが操作するキャラクター(アウター)たちが、装備する=着るという概念でデザインして頂いています。
それを表現するために、アーマーであることは変わらないのですが、より筋肉を表現する部分と、装甲を表現する部分を、河森さんがデザインしてくれたこと、河森さんだからこそできる“キャラクターとしてのメカ”としてデザインできたと思っています。
そしてデザインといえば、同ジャンルの他タイトルに比べて、本作は独特なビジュアルを備えていますが、何故このようなスタイルを追求したのでしょうか?
様々なゲームが存在する中、このジャンルだとこの絵というような固定概念ができていると思います。ですが、ゲームは作品でもあるので、表現は個性として自由だと考え、メカアクションゲームではありますが、フォトリアルではなく、コミック調、アニメ調のようなビジュアルに挑戦したいと考えました。スタッフたちも賛同してくれたので、この方向で追及しています。
佃さんは、今年の「GamesCom 2018」に来場されるそうですが・・・
「E3 2018」では、Nintendo Treehouse:Liveに出演させて頂きました。
その際、最後にアウターがアーセナルから降りるギミックをお見せしましたが、「GamesCom 2018」ではその続きをお見せしたいと考えています。
また、まだ説明していない新しい遊び方をご紹介する機会になると思います。是非、期待して頂ければと思います。
楽しみにしています!本日はありがとうございました。
『DAEMON X MACHINA』 は2019年に
Nintendo Switchで発売予定です。
詳しい情報は、公式ウェブサイトを
ご確認ください。

SPEC

タイトル:DAEMON X MACHINA (デモンエクスマキナ)
対応機種:Nintendo Switch
発売時期:2019年夏予定
  • CERO
  • Nintendo Switch